基本情報
| 氏名 | 羽諸 大雅(Taiga Hamoro) |
|---|---|
| 現在の勤務先 | 株式会社スマートドライブ |
| 職種 | バックエンドエンジニア |
経験・スキルセット
- Webバックエンド開発における業務要件に応じたAPIの設計・実装と継続的な運用改善を行ってきました。
- Webフロントエンド開発における管理画面を中心とした設計・実装、リプレイス推進、UI改善に取り組みました。
- クラウド上でのアプリケーション実行基盤の設計・構築・運用を担当しました。
- RDB/NoSQLを用いたデータ管理と、イベント駆動・非同期処理基盤の設計・運用を行いました。
- 品質向上と開発生産性改善(CI/CD連携、スクラム/KPT運用、APIシナリオテスト導入)に取り組みました。
- 小〜中規模チームの立ち上げ、プロジェクト推進を経験しました。
職務経歴詳細
株式会社スマートドライブ(2024/12〜現在)
ブレーキパッド測定アプリケーションの立ち上げ〜運用(2025/09〜現在)
担当工程:要件定義 設計 実装 テスト 運用
職種・役割:バックエンド フロントエンド インフラ SRE チームリーダー(プロジェクトリーダー)
技術スタック:Go Echo Python FastAPI React Router Mantine UI ECS Fargate ALB CloudFront S3 Cognito RDS for PostgreSQL Terraform
プロジェクト概要
自動車整備のプロフェッショナル(整備工場・ガソリンスタンド等)向けに、専用ハンディカメラによる画像診断でブレーキパッド残量を「見える化」し、カーオーナーへエビデンスに基づく整備提案を可能にするSaaSプロダクトです。
役割・体制
自身のポジションと役割
チームの立ち上げから参画し、バックエンドの設計・実装を全般的にリードしました。PdMと連携したスコープ・優先度の調整やメンバーへの開発方針の共有も担いました。
チーム規模と構成
計5名体制(バックエンド2名、モバイルアプリ2名、PdM 1名)
- ポジション:チームリーダー(プロジェクトリーダー)
背景・課題
新規事業の立ち上げであり、プロダクトの方向性自体が不確実な中での開発でした。営業サイドが並行してプロトタイプで顧客開拓を進めており、現場のフィードバックに応じて機能の優先度が頻繁に変わる状況にありました。また、マルチテナントSaaSとして、契約者間の情報漏洩を確実に防ぐセキュリティ設計が求められました。
実際の取り組み
開発環境
| 要素 | 技術スタック | 採用理由と貢献 |
|---|---|---|
| バックエンド | Go, Echo | チームに知見があり、立ち上げ速度を優先 |
| AI推論サーバー | Python, FastAPI | AI/ML領域のPythonエコシステムを活用 |
| フロントエンド | React Router, Mantine UI | バックエンドエンジニアが兼務する体制のため、社内で実績のある構成を踏襲 |
| インフラ | ECS Fargate, ALB, CloudFront, S3 | 社内知見のあるFargateを選定。EKSと比較し立ち上げ速度を優先 |
| データベース | RDS for PostgreSQL | RLSによるDBレベルでのマルチテナント分離 |
| IaC | Terraform | AWS以外のサービス(Google Cloud, Sentryなど)も統一管理するため |
設計・改善内容
- マルチテナント分離のためのDB設計
- 別の契約者の情報が見えてしまうセキュリティ事故を根本的に防ぐため、PostgreSQLのRow Level Security(RLS)を採用しました。アプリケーション層ではなくDBレベルでテナント分離を強制することで、実装漏れによる情報漏洩リスクを排除しました。
- PdMと連携したスコープコントロール
- 立ち上げ初期の不確実性が高いフェーズで、PdMと密にコミュニケーションを取り、営業からのフィードバックに基づいてスコープと優先度を柔軟に調整しました。たとえば、当初予定していたナンバープレートOCR機能を、現場ニーズの高かった車検証QR読み込み機能に差し替えました。
- 経営層からのトップダウンで優先度が変わる中、メンバーに「なぜこの機能を作るのか」の背景を伝え、納得感を持って開発に着手できるよう調整しました。
成果・価値
- 技術検証を経て、約3ヶ月の開発期間で商用版ソフトウェアを完成させました。
センサーデータ基盤の開発・運用(2024/12〜2025/09)
担当工程:設計 実装 テスト 運用
職種・役割:バックエンド メンバー
技術スタック:Go Kotlin AWS IoT Core Lambda API Gateway S3 DynamoDB
プロジェクト概要
車両管理サービスの根幹を支えるセンサーデータ基盤の開発・運用です。各車両に取り付けられた様々な機種のドライブレコーダーから、位置情報や移動情報などのセンサーデータを収集・整形・保存し、サービス側のチームに提供するパイプラインを担当しました。
役割・体制
バックエンドエンジニア4名のチームにメンバーとして参画しました。
背景・課題
チームの開発プロセスにいくつかの課題がありました。メンバーがタスクを消化するたびにリーダーへ次の作業を相談する形で回っており、計画や見積もりの仕組みがなく、リーダー依存の状態でした。また、APIの構成を変更する際に手動での動作確認に頼る部分が多く、変更のたびに確認コストが発生していました。さらに、毎月約$4,000のMediaConvert運用コストが費用対効果に見合わないと認識されながらも、他の施策で手一杯のため放置されていました。
実際の取り組み
- スクラム導入とKPT運用の定着
- リーダー依存の開発プロセスを改善するため、自らスクラムの導入を提案しました。スプリント単位での計画・実行・振り返りのサイクルを定着させ、メンバーが分散的に自律して動ける体制を構築しました。KPTボードを導入して振り返りの実効性を高め、課題の発見と改善が継続的に回る文化を醸成しました。
- APIシナリオテストの導入
- API構成変更時の手動確認コストを削減するため、実環境を前提としたシナリオベースのAPIテストを設計・導入しました。CI連携とSlack通知によるデグレ検知の仕組みを整備し、日常的に品質を監視できる体制を実現しました。
- MediaConvert → Lambda+FFmpeg移行によるコスト削減
- 上記のコスト課題に対して、自らオーナーシップを持ちLambda+FFmpegへの移行設計・実装を推進しました。費用試算や技術的制約の整理を行い、月額約$4,000のコスト削減を実現しました。
株式会社CastingONE(2023/03〜2024/11)
人材派遣会社向けCRMサービスの開発・運用(2023/03〜2024/11)
担当工程:設計 実装 テスト 運用
職種・役割:バックエンド メンバー
技術スタック:Go Echo GraphQL TypeScript Nuxt.js Vuetify Cloud Run Cloud Storage AlloyDB Pub/Sub Cloud Tasks Cloud Scheduler
役割・体制
バックエンド3名、フロントエンド2名、QAエンジニア1名のチームにメンバーとして参画しました。
実績
- Go言語でのREST API開発を中心に、バックエンドの設計・実装を担当しました。
- 管理画面の設計・実装にも関わり、機能追加と安定運用を継続しました。
- 状況に応じてDevOps・インフラ領域まで横断して対応しました。
管理画面のNext.jsリプレイス(2023/03〜2023/06)
担当工程:設計 実装 テスト
職種・役割:フロントエンド メンバー
技術スタック:TypeScript Next.js Material UI
役割・体制
バックエンド3名、フロントエンド2名、QAエンジニア1名のチームにメンバーとして参画しました。
実績
- Vue.js 2系EOLに伴う移行プロジェクトで、機能を段階的にNext.jsへ置き換えました。
- 既存運用への影響を抑えながら移行順序を設計し、管理画面のモダン化を推進しました。
株式会社エビリー(2020/04〜2023/02)
動画配信システムの管理画面リプレイス(2022/04〜2023/02)
担当工程:設計 実装 テスト
職種・役割:フロントエンド メンバー
技術スタック:TypeScript Next.js Jest Storybook GitHub Actions
役割・体制
バックエンド4名、フロントエンド3名、QAエンジニア2名のチームにメンバーとして参画しました。
実績
- 新管理画面のコンポーネント設計・実装を担当しました。
- Jest/Storybookを活用した開発フローを整備しました。
- GitHub ActionsによるCI/CD基盤を構築し、再利用性と検証性の高い開発体制を整備しました。
動画分析基盤の開発・運用(2021/12〜2022/03)
担当工程:設計 実装 運用
職種・役割:バックエンド メンバー
技術スタック:TypeScript Next.js Lambda RDS Athena
役割・体制
バックエンド4名、フロントエンド3名、QAエンジニア2名のチームにメンバーとして参画しました。
実績
- AWSを中心に、クラウドインフラ設計からAPI開発、管理画面実装までを一気通貫で担当しました。
- 動画分析基盤の実運用立ち上げに必要な機能実装と運用開始を推進しました。
動画変換基盤の開発・運用(2021/07〜2021/11)
担当工程:設計 実装 運用
職種・役割:バックエンド メンバー
技術スタック:Python Lambda S3 MediaConvert DynamoDB
役割・体制
バックエンド4名、フロントエンド3名、QAエンジニア2名のチームにメンバーとして参画しました。
実績
- APIの設計・実装を担当しました。
- S3 / MediaConvert / Lambda を組み合わせたイベント駆動アーキテクチャを実装しました。
- 動画変換ワークフローの自動処理基盤を整備しました。
動画配信システムの営業(2020/04〜2021/06)
職種・役割:営業 メンバー
実績
- インサイドセールス、フィールドセールスの両方を担当しました。
- 2021年7月に本人希望で開発本部へ異動しました。
アピールポイント
AI Agentを活用した開発効率化
新規事業におけるプロジェクトマネジメント
ブレーキパッド測定アプリケーションのプロジェクトでは、チームリーダーとして5名チームの立ち上げから参画しました。プロダクトの方向性が定まりきらない不確実な初期フェーズで、PdMと密に連携しながらスコープと優先度を柔軟に調整しました。営業現場のフィードバックで優先度が頻繁に変わる中、メンバーに「なぜこの機能を作るのか」の背景を伝え、納得感を持って開発を進められるよう橋渡し役を担いました。
その他
- チーム立ち上げ・プロジェクト推進の経験からリーダーシップを培いました。
- バックエンド・フロントエンド・インフラを横断して対応できます。
- 社内外問わず細かい改善系のボールを積極的に拾っています。
- 知見共有を目的とした社内勉強会を主催しています。
- 技術への強い好奇心に基づき、新しい技術や気になる技術への継続的なキャッチアップを行っています。